『まひるの月を追いかけて』
言わずもがな恩田陸。話的には、あんまり私好みじゃないんだけど、最後の解説が良かった(笑)佐野史郎さん。確かに共感するわー。映像で見たくなる。書きたくなる。「映像に携わる人間を刺激する何かがある」って…!恩田陸の作品は、なんかぼーっとした映像で私の中に記憶されてるんだよね。佐野さんいいわー。俳優としても彼のことは結構好きなので、解説を書かれていてビックリしました。この本に共感できないのは、私がまだおこちゃまだからかな。こんな成熟した大人時代を知らないから。旅もしたことないし、結婚とかなおさら。これはちょっとミステリって感じだったけど、私の好きな恩田作品は学園モノでちょっとホラー気味のサスペンスミステリ。まさに『6番目の小夜子』。
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/05/10
- メディア: 文庫
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